事故った!認知症の患者をハネたら保険金はどうなる!?

アリーヤはいろいろな損害保険の事故を担当していますが、どんな事故にもいろいろなドラマがあります。

先日、信号のない交差点で、自転車が急に横断してきたためブレーキが間に合わず人身事故を起こしてしまいました。

自転車に乗っていたのは、60代後半の男性です。

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過失は自転車にもありますが、保険では、弱者のほうが過失は軽減されます。

普通に考えれば、全面的に自転車が悪いみたいですけど、残念ながら、自動車のほうが悪くなるのです。

「予見できたでしょ?」

「自転車見えてたでしょ?」

さて、この自転車に乗っていた男性は救急車で運ばれ、かなり長い期間入院となりました。

「脳挫傷」という診断です。

自動車保険では示談交渉をしてくれますから、保険会社の担当者が全面的にこの男性との話し合いになるのですが、面倒なことに彼は「若年性認知症」だったのです。

つまり「徘徊」しているときの事故だったのですね。

退院したあと、さらに「認知症」が悪化することになりました。

大変なのは奥様です。

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本人と話し合いができないので、奥様との話し合いになります。

ここで担当者は奥様の愚痴を聞きつつ、示談にむけて話をすすめます。

ここで問題なのは・・・・・

事故がなかったら認知症はさらにすすまなかったか?

事故がなかったら奥様も苦労しなくてすんでいたか?

保険会社の事故担当がよく使う言葉があります。

「因果関係は?」

つまり事故との「因果関係」が認められれば、認知症の悪化の部分の慰謝料も保険金として出してもらえます。

それを認めるのは、お医者さんです。

この事故に関しては、まだ「因果関係」がはっきりしておらず解決とはなっていません。

奥様のためにも早い解決と保険金支払いを願うばかりです

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